山東省地方の『沂蒙の俗謡』がウィーン楽友協会大ホール(グローサー・ザール)に響きわたることは珍しいことではないが、今回異例だったのは、ステージに上がった合唱団が淄博市張店区に何百もある「純粋な草の根運動」の民間合唱団の一つで、団員が各業種から来た平均年齢50歳を上回る女性で構成されているということである。
中国合唱協会やオーストリア合唱協会などの招待を受け、6月17日~26日、この民間の女声合唱団――張店女子合唱団ははるばるオーストリアのウィーンに赴き、「2013中国合唱団体のヨーロッパ公演――中華を礼賛する大合唱」イベントに参加した。彼女たちは山東省で唯一、今回のイベントに参加した民間合唱団である。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年6月25日