Strategy Analytics社の最新レポートによると、インドは今年第1四半期に日本を抜き、世界3位のスマートフォン市場になった。アナリストは、「インドは初めてトップ3入りを果たし、中国が1位、米国が2位になった」と語った。アップル、サムスン、インド現地のMicromaxを含めたスマホメーカーは、インド市場でシェアを高めている。インドが日本を抜き世界3位のスマホ市場になり、中国と米国を追いかけている。テッククランチが伝えた。
Strategy Analytics社は、「インドは世界平均成長率の4倍のペースで成長しており、2012年第1四半期比で163%増となった」と指摘した。
インドは人口が多く、中産階級および市民の電子機器に対する興味が増しているため、世界3位のスマホ市場に躍進したことは驚くに値しない。またスマホは日本や欧州などの成熟した市場ではすでに飽和しており、アップルやサムスンなどが新たな市場に注意を向け、より大きな経済効果を得ようとすることになる。
IDC(Internet Data Center)の調査によると、西側諸国のスマホ市場は第1四半期に予想を上回る冷え込みを見せ、アップルの市場シェアに大きな打撃を与えた。iOSの同地域におけるシェアが低下を続け、全四半期の25%から20%に低下したが、インドにおけるシェアは上昇を続けている。2013年3月、アップルのインド市場シェアが2位に浮上した(2012年第4四半期のシェアは15.6%)。またアップルは分割プランにより、アンドロイドに対する競争力を高めた。
アップルとサムスンはインド市場でシェアを伸ばしているが、Strategy Analytics社は、「成長率が最も高いのは、Micromax、Karbonn、Spiceなどの現地企業で、200-500%のペースで成長しており、いずれもアンドロイドを採用している」と指摘した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年6月28日