石は人生のごとく、人生は石のごとく。山東省淄博市沂源県悦荘鎮(町)南鮑荘村で暮らす老人の竇朝福さんの人生は奇石のようなものである。
先日、悦荘鎮三悦路の無路嶺区間の山のふもとにある民家の中庭で、この70歳近い老人に会った。その時、竇さんは石を磨き上げているところで、その白髪と磨き落とされた石粉がコントラストをなしていた。
見てみると、中庭の隅々にさまざまな形をした奇石がいっぱい並べてある。ひとつの小さな石は、この老人が百回、千回磨き上げて作られたもので、この小さな庭付きの住宅にはこの老人の長年の心血と夢が貯蓄されていると言える。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年7月1日