米日などの先進国の経験から、1人当たり国内総生産(GDP)が3000米ドルに達した後、文化関連の消費需要が急速に成長し、1人当たりGDPが3万米ドルを越えるまで急成長が続く傾向がある。2012年の中国の1人当たりGDPは6100米ドル以上となり、文化関連の消費需要が急拡大している。29日付中国証券報が伝えた。
文化関連の消費水準が向上する過程で、15―33歳の中・低収入層、中・低学歴層は消費拡大への貢献が最も多い消費層になると見られる。この消費層の人たちの所得増加速度が社会平均水準を上回り、娯楽やインターネットを重視し、流行を追う消費意識が強く、過去1年間の中国のネットゲーム運営収入と映画興行収入が爆発的な伸びを示した主な原因となっている。
「中国証券報」より 2013年2月28日