中国国家発展改革委員会マクロ経済研究院の王一鳴常務副院長は、「中国のこれまでの経済発展方式は持続が難しくなる。経済のモデルチェンジを加速し、経済発展の新たな原動力を見つけなければならない。30数年間の高度成長を経て、中国経済はすでに越えねばならない正念場、つまりよく言われているモデルチェンジの時期を迎えている。このような状況の中、我々は構造調整の推進、イノベーションのアップグレードを通じ、供給面から中国経済成長の原動力を見つける必要がある」と指摘した。
一国の経済発展の過程において、地域経済の成長源は最も重要かつ活力ある成長源になり、さらに集約・拡散の作用により、全国の経済発展をけん引する強力なエンジンになることが可能だ。
復旦大学経済学院の孫立堅副院長は、「経済の急成長が、同時にすべての地区で実現される可能性は低い。一般的な状況下、経済成長源は各経済圏・経済ベルトに分散し、それから各自の発散作用により、経済全体の運営に影響を与える」と語った。