中国国家発展改革委員会(発改委)の解振華副主任は、30日に開催された「気候変動に注目―中国サミット」の席上で、中国政府が包括的措置を講じて気候変動に積極的に対応し、グリーン・低炭素産業の発展を促進する方針であることを明らかにした。31日付中国証券報が伝えた。
中国は、今後工業、建築、交通と公共機関などの重点分野で、気候変動対策を強化していく。中国政府は、「十二・五(第12次5カ年計画期、2011―2015年)」期に、省エネ・廃棄物削減関連の重点プロジェクトに約2兆3000億元、再生可能資源の発展に約1兆8000億元を投下し、ハイエンドの省エネ技術・設備の市場シェアを現在の5%から30%まで大幅に引き上げる目標を掲げている。
「中国証券報」より 2013年7月31日