中国人民銀行(中央銀行)は金利の市場化プロセスを推し進めるための全体的な改革案を制定しており、既に承認されていることがわかった。31日付中国証券報が伝えた。
各方面の意見と要望を総括し、人民銀は金利の市場化に向けた当面、短・中期と中期の三段階の目標を定めている。当面の目標は、自主的な価格決定メカニズムを確立し、貸付金利変動幅の下限を撤廃する。短・中期目標は比較的整備された市場金利システムを形成し、人民銀の中央銀行としての金利調整力を高める。中期目標は金利の市場化を全面的に実現し、中央銀行が政策金利を通してマクロ調整を行うシステムを形成することである。
「中国証券報」より 2013年7月31日