香港上海銀行(HSBC)が22日発表した8月の中国製造業PMIの速報値は50.1と、4カ月ぶりの高水準を記録した。同月の中国製造業生産指数の速報値は50.6で、3カ月ぶり高水準となった。これは中国製造業が新たな景気拡張局面に入ったことを意味している。23日付中国証券報が伝えた。
サブ指数を見ると、8月の中国製造業新規受注指数が再び拡大区間に入ったが、新規輸出受注指数がさらに低下した。雇用指数が小幅上昇にとどまり、低迷傾向から脱出していない。製品価格指数と投入価格指数がともに50以上に戻った一方、購買品在庫指数と完成品在庫指数の不振が続いている。
「中国証券報」より 2013年8月23日