電子情報技術とモバイルネットワークの急速な発展に伴い、スマートフォンはインターネット事業の重要なインターフェイス、重要なイノベーションの場、情報関連消費の重要な担い手となっている。中国の携帯電話産業は近年、フィーチャーフォンからスマートフォンへのモデルチェンジ・アップグレードのチャンスをつかみ急速に台頭し、スマートフォンの生産・販売台数は共に世界一となった。「中華酷聯」(ZTE・ファーウェイ・CoolPad・レノボ)をはじめとする中国携帯電話メーカーが発展し、生産・販売台数が世界トップ10入りを果たした。2013年上半期、中国ブランドのスマートフォンの販売台数は前年同期比115%増の1億3000万台に達し、中国国内スマートフォン市場で60%以上のシェアを占めた。レノボ、CoolPad、ファーウェイ、ZTEが、中国国内市場のスマートフォン販売トップ5入りを果たした。人民日報が伝えた。
中国電子情報産業発展研究院の予想によると、中国のスマートフォンは2013-2015年にモデルチェンジのピークを迎える。この3年間の売上高は2兆元(約32兆円)に達し、中国スマートフォン市場の販売台数は高度成長を維持すると見られる。しかし一方で、国内スマートフォンメーカーのイノベーション能力は向上が待たれており、製品の利益率も世界有名企業との間に大きな開きがある。中国のスマートフォン産業の先行きは明るいが、依然として長く険しい道を歩むことになる。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年8月27日