四半期末の9月に入ってから、市場の流動性への注目度が再び高まった。同月は、前半に資金需給が安定するが、後半にかけて逼迫気味になると見らている。3日付中国証券報が伝えた。
各機関の観点を総合すると、四半期末要因と内的・外的要因の影響により、四半期末の短期金融市場の金利下降の余地が限られているが、過度の資金逼迫状況になることもないというのが一般的な見方となっている。
9月前半は、オープン市場で満期を迎える資金の減少で、リバースレポによる資金供給が続けて行われると見られることから、市場の資金需給はおおむね安定し、後半にかけては四半期末要因などによりやや逼迫気味になるというのである。
「中国証券報」より 2013年9月3日