9月1日、成長状態を調べる山東省淄博市淄川区東井村の農民の殷曰海さん
緑米の成長状態を確認する殷曰海さん(左)
やせた土地だが、アルカリ土壌で昼夜の温度差が大きいという気候条件により、ここで育った米は粘度があり、口当たりが良く、「黒旺小米」は独自の地域ブランドになった。しかし、生産量は少なく、品種は老化している。殷曰海さんは2001年に20ムーの耕地に「黒旺小米」を植えた。2010年には白米の「白玉香米」と緑米の「緑珍珠谷」を試験的に植え、今年は「小紅谷」と「沁州黄」の2品種を植え、いずれも成功を収めた。5品種の特徴ある米の成熟期は異なり、9月5日から20日にかけて次々と収穫する。生産量は3000キロに上り、通常の米の20%以上の増加を見込んでいる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年9月9日