中国国務院の李克強首相は10日、大連で2013年夏季ダボスフォーラムに参加する企業家代表らと会った際、「就職はどの政府も直面する課題だ」として、「中国にとって、われわれの発展の目的は民生の保障と改善で、最大の民生は就職だ」との考えを示しました。
李首相は「今後10年、20年、中国の労働力は8億以上になる。中国政府の前に横たわっている課題または圧力は充分な働き口を確保することだ」と述べました。
さらに、李首相は「雇用創出のため、中国政府はまず、長期間の積極的な就職政策を取ることだが、その前提は成長を安定させることだ」と述べ、さらに、「経済構造を調整し続け、特にサービス業を発展させる。就職政策に対応する職業教育を推進する。就職における公平性を促進する。就職に関する考えの転換を図り、社会の需要に合わせて就職する考えを持つ」と雇用創出の対策を明らかにしました。(ヒガシ)