中国商務部(商務省)の沈丹陽報道官は本日午前、「上海自由貿易区の関連法規の行政審査を、2013年10月1日より実施する」と表明した。人民網が伝えた。
沈報道官によると、中国国務院常務会議は7月3日、「中国(上海)自由貿易試験区全体プラン」について審議し可決した。中国国務院は8月17日、中国(上海)自由貿易試験区の設立を許可した。その範囲には上海市外高橋保税区、外高橋保税物流団地、洋山保税港区、上海浦東空港総合保税区といった4つの税関直属監督管理エリアが含まれ、総面積は28.78平方kmに達する。全国人民代表大会常務委員会は8月30日、中国国務院に権利を移譲し、2013年10月1日より試験区内で関連法規の行政審査を一時的に調整することを決定した。
沈報道官は、「中国(上海)自由貿易試験区の各準備作業が秩序正しく進められており、中国国務院の全体プランに対する正式な批准文書が発行されてからの正式開始となる」と語った。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年9月17日