「農業で利益が出せるとは思っていなかった。ゆとりある生活も夢ではない」。農民の喜栄富さんは今年、4ムーの土地に雑穀を植え、350キロ以上を収穫し、約2万元の利益を出した。喜さんは10月25日、お金を数えながら豊作の喜びを言葉に表した。
実は、山東省淄博市の沂源県魯村鎮には、幸運が訪れたように、合作社に頼って雑穀を栽培し裕福になった農民が多くいる。
魯村鎮は山地の丘陵地帯にあり、環境が汚染されておらず、土層は厚く、粘りがあり、日当たりが良いため、耐乾性が強く細かい管理がいらないアワ、コウリャン、緑豆、大豆などの雑穀の栽培に適している。雑穀はたんぱく質、脂質、食物繊維などの栄養素を豊富に含み、その副産物の健康面への効果が注目されている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年11月5日