ドイツ銀行グローバル金融取引事業部大中華区総経理のカール・ウェグナー氏は、11月26日に中国証券報の取材に応えた際、「人民元国際化のテンポが非常に速いもので、中国人民銀行(中央銀行)の努力が大きな成果を出している」との見方を示した。27日付中国証券報が伝えた。
ウェグナー氏はまた、「人民元は現在すでにクロスボーダー貿易決済通貨となっているが、世界の投資に用いられる通貨になっていない。今後は海外投資家の人民元による投資ルートを豊富化し、同時にグローバル企業が世界に持つ支社間の人民元配分の需要を満たすべきだ」と指摘した。
「中国証券報」より 2013年11月27日