マツダはエンジンについては問題にしていない。スカイアクティブエンジンを中国で生産している長安フォードマツダ南京工場の年産は43万基(スカイアクティブエンジンは12万基)に達しており、4種のエンジンのうち3種がマツダに使用されている。渡部CEOは、この12万基はCX-5と新型マツダ3の需要を満たせると判断しており、来年もスカイアクティブエンジンの生産比率を高めていくと表明した。
◆今年の販売は横ばい
18カ月連続のマイナス成長を経て、マツダは今年10月についに販売台数を増やした。渡部CEOは、「今年の販売台数は18万5000台に達し、昨年から横ばいになる。当社の今年上半期の販売は低迷したが、9月以降にCX-5が発売されたため、10月と11月に販売が急増し、上半期の不足を補うことができた。今後1カ月余りに渡り、年初に発表した20万台の販売目標に近づくよう努力する」と語った。
◆新エネ車の発展についてマツダを取材
----マツダは新エネ車の計画を立てているか?
2015年に当社の80%の車種がスカイアクティブテクノロジーを搭載する。当社は段階的な発展戦略を制定しており、ハイブリッド車、水素燃料車の開発を強化している。具体的にいつ、どの新エネ車を中国に投入するかについては、今後も検討が必要だ。
----ロータリーエンジンはいつ市場に回帰するか?
ロータリーエンジンはマツダの魂だ。現在も開発を続けているが、いつ、どの車種に搭載するかについては、具体的な見通しが立っていない。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年11月28日