香港上海銀行(HSBC)が2日発表したデータによると、11月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)の確報値が50.8で、速報値をやや上回ったが、10月確報値の50.9をわずかに下回った。製造業の景気は改善基調にありながら、動きは弱いことがわかる。同月、中国製造業生産指数と新規受注指数は8カ月ぶりの高水準を記録した。3日付中国証券報が伝えた。
サブ指数を見ると、11月の中国製造業生産指数の確報値は52.2で、4カ月連続で伸びを維持し、3月以来の高水準となった。国内の新業務の成長がけん引役となっていることを背景に、同月の新規受注指数は10月の51.5から51.7に上昇した。一方で、新規輸出受注指数は50.3に低下した。
「中国証券報」より2013年12月3日