李総理はキャメロン首相と会談した際に、「中国は原発・高速鉄道の安全な技術と高いコストパフォーマンスを持っている。両国の提携強化は高い将来性を持ち、第三国市場を共同開発できる」と語った。キャメロン首相は、「中国企業の対英投資を歓迎し、英国の原発建設プロジェクトへの資本参加、もしくは買収を支持する」と表明した。
ジョージ・オズボーン英財相は今年10月に訪中した際に、英国は中国原発企業による、英国の原発建設への投資を歓迎すると表明していた。中国とフランスの原発企業も、英国での原発建設を共に模索している。
中国能源研究会の周大地常務副理事長は、「中国の原発企業は世界先進技術を持ち、自主化の程度が大幅に高められており、世界での発展の条件を整えている。英国は長年に渡り原発を建設しておらず、低炭素経済の実現を希望しているため、両国の意向が一致した」と分析した。
周氏は、「英国は工業発達型の国で、原発の稼働を厳しく管理している。英国の原発プロジェクトに成功すれば、中国がその他の国の原発建設・稼働プロジェクトに参加する模範になる」と語った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年12月3日