李克強総理は2日午前にキャメロン英首相と会談し、両国の投資・金融・司法・文化などの二国間提携の文書の署名を見守った。両国はまた、原発などの一連の実務レベルの協力を巡り、認識を一致させた。
宇宙事業の提携
中国国家航天局とイギリス宇宙局が署名した提携文書によると、双方は科学・実用衛星の開発、深宇宙探査、地球観測、衛星の応用およびデータ共有、衛星地上システムの開発・利用・応用、衛星発射サービス、教育・育成などの提携を進めることで合意した。
また双方は合同委員会を設置し、イギリス宇宙局のトップもしくは代表者、および中国国家航天局の局長や代表者が、同委員会の主席を務める。
中英両国はこれまでも、月探査、地球観測、空間科学研究・実験、人員育成などの交流を実施していた。専門家は、「中国の宇宙技術は世界から認められている。今回署名された提携文書は、中英両国の宇宙分野の提携の深化を意味する」と指摘した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年12月3日