英『フィナンシャル・タイムズ』28日付の報道によると、スマートフォン市場の競争が日増しに激化していることを受け、日本の電子製品メーカーは徐々に淘汰され、市場からはじき出されている。そんな中、国際市場での揺るぎない地位を最後まで守っているソニーは、Androidスマートフォン「Xperia」の売り上げが伸びたことで、パソコン・スマートフォン部門の赤字を相殺することに成功した。
発展している欧米市場では、スマートフォンの伸びが緩やかになっている。サムスンとアップルはその商品開発力と堅調な予算に支えられ、売上高は好調さをキープしている。一方、ローエンド市場では、中国メーカーの安価なスマートフォンがますます増えており、市場を独占している。市場調査機関のデータによると、2012年、国際市場におけるソニーのシェアは3位から7位に転落している。