一方、調査会社の英Canalysのアナリストは「事業間の連携には潜在力があるものの、大幅な売上増には繋がっていない」と指摘する。Canalysのデータによると、前四半期の売上高は昨年同期と比べ9%上昇したものの、市場全体の44%の成長水準を下回っている。ソニーの携帯事業のもう一つの問題点は広大な中国市場で見受けられる。
中国の国産ブランドとの価格競争に加え、中国国民の反日感情が売上高を下押ししているのだ。
ソニーの2013年の営業予算は50%増大した。「Xperia」と連携できる腕時計を始め、ライバル企業にはない独自の技術力を生かした製品を展開することを目指している。その一つに防水機能に優れた携帯電話がある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年12月2日