米国株式市場が3日続落したことを受け、香港株式市場は4日午前、下げて始まった。その後中国本土株式市場の堅調な上昇にけん引され、ハンセン指数は10日移動平均線付近でもみ合ったものの、終盤は反落し、最終的には10日移動平均線を割り込んだ。同日のハンセン指数は181.77ポイント(0.76%)下落し、23728.70ポイントで取引を終えた。同日の取引高は672億7000万香港ドルだった。5日付中国証券報が伝えた。
ハンセン指数は11月に年内最高水準を付け、10月より674ポイント上昇し、月間最低水準は2万2463ポイント、最高水準は2万4014ポイントで、月間変動幅は1551ポイント(6.91%)、一日あたりの取引高は615億香港ドルまで増加した。12月の香港株式市場はなおボックス相場からの脱却ができず、2万5000ポイントの大台突破には大きな壁が立ちはだかる。
「中国証券報」より 2013年12月5日