中央経済活動会議は各分野の改革の推進を重視すると見られる。今や、金融分野の最も差し迫った改革の一つは実体経済における資金調達コストの削減だ。各措置を講じて企業の資金調達コストを着実に削減し、公開市場操作や預金準備率などの手段により、流動性の適度な水準を維持するべきだ。13日付中国証券報が伝えた。
中央銀行は公開市場操作により流動性を補充し、必要な場合は預金準備率を適度に引き下げることができる。預金準備率の引き下げは、銀行の資金の運用効率を高め、銀行の資金運用により幅広い空間を提供する。またシャドーバンキングや同業業務(他の金融機関との取引)などの規範化も促す。またシャドーバンキングが非金融類企業の資金調達の主要ルートになっていることから、金利調整の金融信用調節に対する伝導効果は限られている。金利市場化改革を通じ、次の段階で金利が資源配置において基礎的な働きをするため条件を創造するべきだ。
「中国証券報」より 2013年12月13日