高青県裁判所が接待カウンターと接待スタッフを設けた。高青県裁判所立案信訪局を訪れると、当直していた李強さんが「こんにちは。何かお手伝いできることはありますか」と微笑んで迎えてくれた。この対応には親しみを感じた。
高青県裁判所立案信訪局の張兆林局長は、「訴訟を起こしに裁判所を訪れる多くの人が法的手続きを知らず、案件をどの法廷に持っていくべきかわかっていない。訴訟を起こすことですでに嫌な気分なのに、さらにあちこち走り回らなければならなくてもっと嫌な気分になる」と話した。訴訟を起こすことが難しいという問題を解決するため、高青県裁判所立案信訪局は接待カウンターを設置した。裁判所を訪れると、まず接待スタッフが応対する。裁判所は毎日、従業員に接待スタッフを兼任させ、接待スタッフは立案ホールのカウンターに当直し、当事者の困惑を解消し、訴訟を導く。当事者が法的手続きを知らなくても根気よく答える。訴状を書くのが困難な場合は穴埋め式の訴状を用意し、記入をサポートする。関連の問題に応じるために訪れた人は、接待スタッフに投書室に通され、投書室のスタッフは投書手順に従って処理する。決め細やかなサービスは当事者の緊張をほぐし、それに加え、接待スタッフの笑顔とあいさつは当事者と裁判所の距離を縮め、調停の基盤を築いている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年12月23日