北京東方君和管理顧問公司主催の「中国企業の社会責任・持続可能な発展第4回(2013年)年次総会」が20日、北京で行われた。同会議で中国建材産業のモデルチェンジの切迫性が指摘された。23日付中国証券報が伝えた。
国務院参事・国家建材局元副局長の蒋明麟氏は同会議での発言で、「中国の建材工業は未だに『四大五低(四大:生産量、企業総数、従業員数、エネルギー消費量が大きいこと。五低:生産効率、集約度、技術水準、市場適応力、経済効率が低いこと)』の状況から脱却できていない。生態環境の悪化やスモッグなどと言った環境問題が相次ぎ、セメントなど従来型建材分野のモデルチェンジが迫られている」と指摘した。