中国証券監督管理委員会(証監会)研究センターの祁斌主任は25日、2014年国際経済金融動向展望シンポジウムの席で、「中国の金融リスクを解消する上で、根本的な突破口は金融業における構造調整である」との見方を示した。26日付中国証券報が伝えた。
祁主任はまた、「金融改革の主要目標は今後3―5年或いは5―10年の間に、金融業の構造を根本的に変えることである。これを成し遂げるにあたって、資本市場と金融業の参加者が共に努力し、資本市場の発展を推進すると同時に、信用貸付資産の証券化を後押しし、貸付の効率を最大限に発揮することで、経済活動のより一層の活発化を促進する必要がある」と指摘した。
「中国証券報」より 2013年12月26日