中国の公式メディアは2日、中国が2015年に中朝をつなぐ高速鉄道を開通させる予定だと伝えた。これは、中国が、孤立し核武装する朝鮮との経済・貿易関係の強化に引き続き努めていることを示す。報道によると。2010年に着工した瀋陽と丹東をつなぐ高速鉄道は全長207キロメートルである。丹東は鴨緑江を隔てて朝鮮と接する。
中朝間貿易の70%以上の貨物は丹東の通関を通る。丹東は朝鮮の黄金坪島経済特区と隣り合う。朝鮮の核兵器開発を公の場で非難しているが、中国は朝鮮の3つの経済特区の発展を推し進め、その人件費が安いという優位性を利用したいと考えている。また、朝鮮が経済改革の利点を見出せるように奨励している。