2014年の留学帰国者は30万人超 就職競争が激化
2014年の留学帰国者は30万人超 就職競争が激化。
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発信時間： 2014-01-11 10:06:53 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
香港の「サウスチャイナ・モーニング・ポスト」は1月6日、2014年の就職は「最も困難」とされた2013年より更に困難になると伝えた。2014年の全国の大学卒業生は前年より28万人多い727万人で、再び最多を記録する。また、海外留学帰国者は30万人を超え、大学新卒生と帰国者の間で激しい就職競争が繰り広げられる見通し。
近ごろ中国大陸部で行われた教育機関の調査によると、2013年の海外留学帰国者の初任給は高くなく、うち36.5％が年収4万元以下、67.2％が6万元以下となっている。留学帰国者の初任給が低い背景には様々な要因がある。2013年は「史上最大の帰国ブーム」、「就職が最も困難な時期」とされ、国内の激しい就職競争は留学帰国者の初任給が高くない主な原因である。また、勤務経験も報酬に大きく影響している。調査によると、何の経験もない留学帰国者の年収は7万元前後だが、1～2年の海外での勤務経験がある者の年収は14万9000元に達する。そのほか、目標のない留学、人気分野への集中、帰国後の就職活動時の自己評価が高いことなども留学帰国者の初任給が低い原因である。
海外留学帰国者の就職動向をまとめた白書「中国海帰発展報告（2013）」によると、留学費回収にかかる時間は長く、48.8％の留学経験者が留学費回収に5年以上かかり、11.1％が4年かかっている。1年で回収できる人はわずか11.1％だった。
これについて、専門家は、「海外留学帰国者になる前に投入産出比率を計算する必要がある。留学帰国者はプライドを捨て、環境に適応しなければならない。望む望まないに関わらず、留学帰国者がありふれた時代になっている」と話した。
「中国網日本語版（チャイナネット）」2014年1月11日
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