9日に創業ボード指数が高値試しの後に下落に転じた。公募・私募ファンドの関係者は、「一昨日に創業ボードが高騰したのは、主に保険資金の参入に関する情報の影響だが、続騰は維持しがたい。保険資金の創業ボードへの投資は小規模であり、新株の株式市場に対する資金離れの作用が予想を上回る可能性があるからだ」と指摘した。10日付中国証券報が伝えた。
◆積極的なシグナル
9日の操業ボード指数は一時1423.84ポイントに達し、過去最高の1423.97に迫ったが、最終的に1.76%安の1380.24で取引を終了した。上海総合指数は、0.82%安の2027.62で取引を終了した。火曜日に発表された保険資金の創業ボード投資の解禁、保険会社の大型優良株投資促進策は積極的なシグナルとなったが、同日の株式市場に与えた刺激は限定的だった。
取材に応じた公募・私募ファンドの関係者の多くは、保険資金の株式市場流入の効果については、現時点では不明だとした。北京の某公募ファンドの関係者は、「中国保険監督管理委員会の通知は初歩的な方針を明確にするのみにとどまった。保険資金のリスク選好は比較的低く、創業ボードへの出資比率を高く見積もることはできない」と語った。