2013年の私募業界でトップの業績を記録した創勢翔投資有限公司は、「保険資金は初歩的な試行にとどまるだろう。これまでの試行の収益はプラスであったため、新株はリスクの低い品種と言える。しかし保険資金が創業ボードの2級市場に進出するかについては、現時点では慎重な予想になる」と指摘した。データによると、2013年12月24日から2014年1月8日の間に、創業ボード指数は13.05%高となり、それまでの低下分をすべて補い、現時点も高水準を維持している。
業界関係者は、メインボードであっても多くの資金を集めるとは限らないと判断している。中国保険監督管理委員会はこのほど、「保険各社は1999年以前に販売された保険の保険料について、別口座による専門的な管理などの条件が整えば、大型優良株への再投資が可能になる」とした。市場関係者は、3000億元以上の保険資金が大型優良株に投じられると見積もった。上述した公募ファンドの関係者は、「これらの資金がどのようなタイミングで株式市場に流入するかについてはまだ不明で、3000億元以上という資金はメインボードと比べれば巨額ではない」と分析した。