春節(旧正月)前にIPOが再開され、流動性問題が再び市場の注目を集めている。業界関係者は、「春節前の資金需給逼迫感が高まり、通年の流動性状況も楽観視できず、投資はより困難になる」と分析する。15日付中国証券報が伝えた。
2週連続の空白期間を経たが、中国人民銀行(中央銀行)は14日も公開市場操作を見送った。2013年の最後の週から、公開市場ではいかなる公開操作も実施されていない。直近の操作は2013年12月24日の、期間7日物の290億元規模のリバースレポだ。
中国交通銀行チーフエコノミストの連平氏は、「2014年は金利市場化の推進により、流動性逼迫問題がより深刻化する」と判断している。
「中国証券報」より 2014年1月15日