統計データによると、祝祭日特有の消費傾向が明らかになっている。小売業商務活動指数と新規受注指数はいずれも2カ月続けて上昇、1月は60以上の高レベルとなった。住民のニーズが高まったことから、小売業の料金価格指数も50を上回った。春運(旧正月連休中のUターン・帰省ラッシュ)も、鉄道や航空など交通運輸業に影響を及ぼし、関連産業の商務活動は軒並み大幅に上昇した。また、飲食業の商務活動指数も50以上まで伸び、国民の消費が盛んとなった。
CFLPの蔡進・副会長は、「春節の消費に関わる小売業や交通運輸業は、かなりの盛り上がりを見せ、国民の消費活動がすこぶる活発となった。一方、不動産業の商務活動は2カ月連続して大きく落ち込み、料金価格指数も50を割った。今のところ、サービス業の受注がやや縮小しており、価格も弱含みで推移していることから、消費環境の改善に向け、注意・強化を続けていかなければならない」との見方を示した。
「人民網日本語版」2014年2月8日