1月の中国の貿易額が予想を大きく上回る伸び幅となった。市場では、同月の貿易額の伸び幅が2%前後になると予想されていたが、実際に発表された伸び幅は人民元建てで7.3%増、米ドル建てで10.3%増だった。17日付中国証券報が伝えた。
「輸出の急増は非正常な資本流入が裏にあるではあるか」と疑問視する声もあるが、それは自然な考えである。非正常な資本流動はいつまでも存在するからだ。
中国が世界一の貿易国であるため、貿易は非正常な資本流動の重要ルートとなっている。しかしながら、各要素を細かく分析すると、1月の輸出の急増は形を変えたホットマネーの流入によるものではないことが分かる。
「中国証券報」より 2014年2月17日