チップ技術の標準化を推進する中国 毎年のチップ輸入額2000億元

チップ技術の標準化を推進する中国 毎年のチップ輸入額2000億元。

タグ: 技術標準化

発信時間: 2014-03-05 19:18:32 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

全国人民代表大会代表、中国工程院院士の鄧中翰氏は4日の取材に応じた際に、「中国産デジタルマルチメディアチップ『星光』は、世界画像入力チップ市場で60%のシェアを維持しており、アップル、サムスン、ソニー、HPなどの一連の世界的に有名な企業に採用されている。またマイクロソフトやインテルなどの世界IT大手と共同で、ビデオ画像収集の世界業界標準を制定した。中国はチップ生産標準の制定に着手し、標準により市場資源を集約し、コア技術産業の画期的な発展を導くべきだ」と提案した。人民日報が伝えた。

鄧氏は、「中国は近年、集積回路産業に大規模な投資を行っており、多くの企業が過去10年間で国際市場に進出した。特に評価すべきことはチップ技術の標準化で、業界の健全かつ迅速な発展を強くリードした」と指摘した。

鄧氏は、「例えば第2世代身分証が誕生した際に、すでに国内の標準化を実現していた。4社は身分証に内蔵されるチップを共同生産した。チップは小型で、生産額が少なく、技術的にもそれほど難しくないが、4社の良好な発展を促した。同技術は現在、銀行カード、社会保障カード、携帯電話のSIMカードなどに使用されている。これは標準制定により、市場資源・社会資源・政府資源を一つの方向に集中したことによる効果だ」と例を挙げて説明した。

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