米調査会社IHSは2日発表したレポートで、中国が2014年に欧州連合(EU)を抜き、世界最大の太陽光発電市場になるとの見通しを示した。3日付中国証券報が伝えた。
IHSによると、2014年の中国の太陽光パネル新規設置量が2013年の10GWを上回り、世界の約28%を占める13GWに達し、世界一になる。一方で、EUの太陽光パネル新規設置量が2014年に9.7GWまで減少し、2011年の過去最高の19GWから3年連続で減少する。
また、日本の2014年の太陽光パネル新規設置量が2013年の6.3GWを上回る9GWになる。2014年の世界全体の太陽光パネル新規設置量は46GWまで20%以上伸びる。
「中国証券報」より 2014年4月3日