調査会社Windの統計によると、16日の中国株式市場では、申万一級業種指数の多くが上昇した。中でも不動産指数は0.68%上昇し、上昇幅は全業種指数の中で建材に次いで2位となった。17日付中国証券報が伝えた。
不動産指数構成銘柄を見ると、新華聯、新黄浦、大名城と数源科技の上昇幅が大きく、それぞれ7.85%、6.09%、5.26%、4.10%上昇した。これと同時に、下落した銘柄が48銘柄に達し、不動産株の分化傾向が伺える。
16日の不動産株上昇の原因は、中国住宅・都市農村建設部(住建部)が村・鎮計画の試行を通達したことが好材料視されたことが大きいと見られる。
「中国証券報」より 2014年4月17日