▽三菱のハイブリッドコンセプトカーも
三菱自動車は今回のモーターショーで次世代テクノロジー「@earth TECHNOLOGY」をテーマとした中国初登場のコンセプトカー「MITSUBISHI Concept GC-PHEV」と「MITSUBISHI Concept XR-PHEV」を発表する予定だ。両コンセプトカーはSUV車がもつ応用機能と安全性の最新の設計を取り入れており、三菱の今後の研究・開発・生産の方向性を明らかに示している。
MITSUBISHI Concept GC-PHEVは、3.0リッターV型6気筒スーパーチャージ度MIVECエンジン、8速オートマチックトランスミッション、高出力モーター、リアラゲッジスペース下の大容量バッテリーなどで構成されたプラグインハイブリッドカーシステム(PHEVシステム)が搭載され、オールラウンドSUVにふさわしい力強い動力性能を備えた、新しい電子制御フルタイム4WDベースの大型SUVだ。MITSUBISHI Concept XR-PHEVは、小型化を実現した1.1リッター直列3気筒直噴ターボチャージドMIVECエンジン、軽量・小型・高効率モーター、フロア下に配置された大容量バッテリーで構成されたFFタイプ(前置前駆式)PHEVシステムが搭載された、「走る歓びの新次元を開く」コンパクトSUVだ。
両車には次世代情報高官システムを利用したコネクティッドカー技術や予防安全技術「e-Assist」が搭載され、危険を感知すると安全機能の正常な作動を確保する安全性能、車両のトラブルや異常を素早く察知してドライバーに修理・メンテナンスをお知らせする安心機能などが備わっている。