中国人民銀行(中央銀行)は、6日に発表した『2014年第1四半期金融政策執行報告』で、引続き穏健な金融政策を実施し、政策の継続性と安定性を維持すると表明した。7日付中国証券報が伝えた。
中国人民銀行はまた、「総量安定、構造合理化」の方針を堅持し、適宜に微調整を行い、マクロ政策の先見性・的確性・有効性を高めると同時に、改革の深化を図り、金融政策の調整と改革の深化とを密接に結びつけ、市場による資源配置の役割を最大限に発揮するとした。
報告では、さらに市場による人民元相場決定メカニズムを改善し、人民元相場の柔軟性を一層向上させ、人民元相場を合理的で均衡の取れた水準での基本的な安定を維持することが提起された。
「中国証券報」より 2014年5月7日