6日の米株式市場の取引時間中、捜房(SFUN)、易居中国(EJ)、楽居(LEJU)に代表される中国不動産概念株が軒並み下落した。アナリストは、「中国不動産市場の景気後退観測が強まったことが原因である」と指摘する。8日付中国証券報が伝えた。
野村証券はこの前に発表したレポートで、中国不動産市場の調整はすでに始まっており、不動産市場の低迷は中国経済の一番のリスクとなる」と指摘した。UBS証券は、年内の不動産市場の下落幅が限られたものとなるとしながらも、「不動産市場の大幅下落は、今後2年の中国経済が直面する最大のリスクとなる」と見ている。
「中国証券報」より 2014年5月8日