清華大学が主催し、清華大学五道口金融学院と清華大学国家金融研究院が実施し、「清華金融フォーラム」が支援する第1回清華五道口世界金融フォーラムが開かれた。フォーラムで11日、清華大学蘇世民(スティーブ・ シュワルツマン)スカラシップの主任・清華大学経済管理学院フリーマン経済学教授の李稲葵氏は、「不動産業界は確かにターニングポイントに突入した。中国の不動産業界は米国の2007年、08年のような大規模な後退にはならない」と話した。
李稲葵教授は、中国の不動産業界は確かにターニングポイントに突入したが、米国の2007年、08年のような大規模な後退にはならないとの見解を示した。不動産を保有する人たちは米国が金融危機前に投売りを迫られたのと異なり、中国の家庭のレバレッジ比率は低いため、多くの人が購入しても売らないためだという。そのため、新たに供給された部分に影響する程度である。不動産業者はこれらに関心を寄せ、新商品の販売速度を調整する可能性が高く、不動産業界全体は「冬」ではなく「秋」に入り、調整されると見られる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年5月12日