米フォーブス誌は8日、2014年のフォーブス・グルーバル2000を発表した。中国工商銀行が1位、中国建設銀行が2位、中国農業銀行が3位になり、中国企業が初めてトップ3を独占した。
中国企業がトップ10の半数を占める
フォーブス誌によると、62の国・地域の企業がフォーブス・グルーバル2000にランクインした。最初に発表された2003年と比べると企業の分布は拡大し、中でも中国企業が全体的に飛躍している。今年トップ10入りした企業のうち5社が中国企業である。
中国工商銀行は2年連続でトップになった。中国建設銀行は2位、中国銀行は5つ順位を上げて3位にランクインした。3社の売上高はそれぞれ1487億ドル、1213億ドル、1364億ドル。そのほか、もう一つの国有商業銀行の中国銀行もトップ10入りし、9位につけた。中国石油は10位だった。
ランキングは1つの指標だけでなく、同じ重みづけで売上高、利益、資産、時価総額を見て規模をもとに順位をつけた。