中国の外貨準備が4兆ドル超へ 利益か弊害か

中国の外貨準備が4兆ドル超へ 利益か弊害か。 4兆ドル。今年上半期には具体的なデータは発表されていないものの、中国の外貨準備高がこの大台を突破したことは間違いない。これほど巨額の外貨準備は中国にとって利益なのか、それとも弊害なのか。外貨準備過剰の問題をいかに解決すべきか…

タグ: 中国外貨準備

発信時間: 2014-06-16 16:41:39 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

投資の安全は保証されている

 

世界的な低金利という大きな環境の下、中国の外貨準備はまずまずの運営収益を実現している。中国の外貨準備の収益率は現在、被投資国のインフレ率を大きく上回っている。このことは外貨準備の購買力の維持と向上が実現され、外貨準備の安全性が保証されたことを意味している。

 

外貨局国際収支司の管涛司長によると、国際収支のバランスシートを見ると、2013年の中国の対外投資収益は1677億ドルで、このうちかなりの部分を外貨準備の投資収益が占める。推計によると、2005年から2013年までの中国の平均対外投資収益率は3.3%だった。

 

外貨準備の運営収益の高さは、近年進められてきた多元的な資産配置に負うところが大きい。黄国波氏によると、多元的な資産配置は、異なる通貨と異なる市場、異なる金融資産の間でのヘッジ効果を有効に発揮しており、総合的にならした際のすぐれた収益につながった。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年6月16日

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