国連貿易開発会議(UNCTAD)は24日に発表した2014年版「世界投資報告」で、2014年の世界全体の対外直接投資額(FDI)が前年比10.3%増の1兆6000億米ドルとなり、2015年と2016年はそれぞれ1兆7500億米ドル、1兆8500億米ドルになると予測した。25日付中国証券報が伝えた。
同報告書によると、2013年の中国の外資導入額が同2.3%増の1239億米ドルと世界二位を維持し、世界一位の米国との開きがさらに縮小した。これと同時に、中国対外直接投資の急増ぶりが目立っている。2013年の中国の対外投資は同15%増の1010億米ドルに達し、米国と日本に次ぐ世界3位の対外投資国を維持した。