▽一般貿易が安定的に増加し、加工貿易は小幅に減少した。一般貿易の輸出入額は6兆8千億元で同5.1%増加し、輸出入額全体の55%を占めた。一方、加工貿易の輸出入額は3兆9千億元で同3.7%減少し、全体の31.6%を占めた。
▽主要貿易パートナーとの貿易額が増加した。欧州連合(EU)との貿易額は1兆7900億元で同9.6%増加し、輸出入額全体の14.4%を占めた。米国との二国間貿易額は1兆5700億元で同2.8%増加し、全体の12.7%を占めた。東南アジア諸国連合(ASEAN)との貿易額は1兆3500億元で同2.6%増加し、全体の10.9%を占めた。
▽中部・西部地域の対外貿易の輸出が強い伸びを維持した。輸出をみると、重慶市、四川省、江西省、広西チワン族自治区、湖南省などの中西部の省・自治区・直轄市の輸出の伸びが同期の輸出全体の伸びを目立って上回り、増加率は重慶が27.1%、四川が9.4%、江西が8%、広西が42%、湖南が24.4%だった。
▽電子機械製品の輸出が減少し、従来型の労働集約型製品の輸出はやや増加した。電子機械製品の輸出額は3兆6700億元で同3.6%減少し、輸出全体の56.4%を占めた。衣類、繊維製品、靴類、家具、プラスチック製品、スーツケース、玩具の7大労働集約型製品の輸出額は合計1兆3300億元に達して同1.3%増加し、全体の20.4%を占めた。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年7月11日