中国石油最大手の中国石油天然気集団(CNPC)がさきごろ開いた経営分析会議で、同社の上半期の業績が予想を上回ったことが明らかになった。17日付中国証券報が伝えた。
同会議で、同期の業績好調の要因として、▽国内原油生産・販売の増収増益、▽精製油の販売増・在庫減、▽石油精製部門の黒字化と石油化学製品部門の赤字縮小、▽輸入天然ガスの価格低下、▽海外重点石油・ガスプロジェクトの黒字転換、▽有利子負債の増加率の低下、などが挙げられた。
また、下半期は資本的支出と投資総額の抑制を強化し、改革を推進する――との方針が示された。
「中国証券報」より 2014年7月17日