香港上海銀行(HSBC)が24日発表したデータによると、7月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)の速報値が52となり、18カ月ぶりの高水準を記録した。25日付中国証券報が伝えた。
サブ指数を見ると、7月の製造業生産指数は52.8に上昇し、2013年3月以来の高水準となった。また、新規受注指数が53.7、新規輸出受注指数が52.7、完成品在庫指数が49.7、購買品在庫指数が51.6、購買量指数が53.1、投入コスト指数が52.9、製品価格指数が51.0、受注残指数が50.9、雇用指数が49.5とそれぞれ上昇した。
アナリストは、「これは、中国の経済活動に引き続き改善が見られ、前段階の政府による『ミクロ刺激』政策の効果が現れ始めたことを意味している。この景気回復の流れを確固としたものにするため、中国指導部は政策の一貫性を維持していく見込みだ」と指摘する。
「中国証券報」より 2014年7月25日