中国共産党中央政治局は29日に開催した会議で、党の第18期中央委員会第4回全体会議を10月に北京で開催することを決定した。主要テーマとして、中央政治局の報告とともに、法律に基づいて国家運営を全面的に推進することが検討される。30日付中国証券報が伝えた。
29日の会議ではこのほか、上半期の経済運営状況と下半期の経済面の取り組みについ討議。同会議を主宰した習近平・中国共産党中央総書記は、改革を最も重要な位置に据え、経済の安定成長・構造転換・民生の改善・リスク防止に関して、改革推進を加速し、市場の活力を引き出すことが必要だとした。
また会議では、行政のスリム化・権限委譲の範囲拡大、投資制度改革の促進、独占業種の一部業務への競争原理導入、製造業の参入条件の緩和、サービス業への参入の段階的自由化、市場の監督・管理強化なども要求された。
「中国証券報」より2014年7月30日