4年間の準備期間を経て、「ブドウのオリンピック」と称される国際ブドウ遺伝・育種学会が29日、北京市延慶県で盛大に開幕した。開幕式に出席したOIV(国際ぶどう・ぶどう酒機構)のジャン・マリー・オーラン新事務局長は、記者の取材に応じた際に、「中国での開催には重大な意義がある」と述べた。
同大会は4年に1度開催される、世界ブドウ界で最高ランクの、参加国が最多の、自然・科学技術を結びつけた盛典だ。第1回大会は1973年にドイツで開かれ、アジア、中国で開かれるのは今年が初めてだ。オーラン事務局長は本大会を評価し、「これは中国が世界のワイン生産・消費の中で重要な役割を演じていることを意味している。これほど大規模な盛典が中国で開催されたのは、中国政府の積極性によるものだ。これは並大抵のことではない」と語った。
オーラン事務総長の訪中は今年で2回目だ。オーラン事務総長は、本大会は大成功で、中国の努力に満足していると表明した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年7月30日