中共中央政治局は29日、会議を招集し、習近平総書記が議長を務めた。会議では、上半期の経済情勢と下半期の経済対策が分析・検討された。
会議では、上半期の経済活動が合理的な範囲を維持し、主要指標が年度の所期目標に合致し、経済活動が安定を維持し、改革開放の活力が高まり、発展の質が着実に向上し、国民生活の保障が堅実で力強いものであったことが確認された。同時に、国内外の環境が非常に複雑で、不安定・不確定な要素が依然として多く、経済発展が大きな試練に直面しており、経済の安定発展を維持するにはさらなる努力が必要であることも指摘された。
会議では、経済成長速度を正しく捉えることは、経済措置の適切な遂行に非常に重要であり、各方面の事業大きな影響を与えるとの認識が強調された。
「二つの百年」という奮闘目標(中共設立100周年の2021年までに小康社会を実現し、中国建国100周年の2049年までに中華民族の偉大な復興という夢を実現する)を実現し、中華民族の偉大な復興という「中国の夢」を実現するためには、経済建設を中心とすることを堅持し、発展を党による執政と国家振興の第一の任務として堅持し、経済の持続的で健全な発展の揺るぎない推進を堅持する必要があり、このことは、国家の繁栄と社会の安定、国民の幸福の重要な土台となる。中国の発展は一定の速度を維持する必要があり、さもなければ多くの問題の解決は難しい。発展は同時に、経済法則にかなった科学的な発展でなければならず、自然法則にかなった持続可能な発展でなければならず、社会法則にかなった包括的な発展でなければならない。