商務部(商務省)の沈丹陽報道官は16日に行われた定例記者会見で、今年1-8月には大陸部から香港地区、東南アジア諸国連合(ASEAN)、欧州連合(EU)、オーストラリア、米国、ロシア、日本の7つの主要経済国・地域への投資が479億8千万ドル(1ドルは約107円)に達したことを明らかにした。対EU投資が前年同期比257.1%も増加したほか、対ロシア投資は同73.3%増加し、対日投資も同116.7%増加したという。中国経済網が伝えた。
対外直接投資をみると、1-8月には国内の投資家が世界の150カ国・地域の企業4067社に直接投資し、金融分野を除いた直接投資額は累計651億7千万ドルに達して、同15.3%増加した。8月の金融分野を除く直接投資額は126億2千万ドルで前年同月比112.1%増加した。8月末時点の金融分野を除く直接投資額は累計5908億ドルに達した。対外請負工事をみると、1-8月の対外請負工事業務の営業収入は811億3千万ドルで同6.2%増加し、新規契約額は980億2千万ドルで同7%減少した。新規契約額が5千万ドルを超えるケースが376件あり、その契約額の合計は780億6千万ドルで、新規契約額全体の79.6%を占めた。1億ドルを超えるケースは203件で、前年同期より42件少なかった。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年9月17日